使える!経済学の考え方 みんなをより幸せにするための論理 小島寛之著
経済学は単なる「カネ儲けの学問」ではない。「どうすればみんなが幸福になれるか」を探求する学問であると、数学エッセイストとしても人気の経済学者が「幸福」「平等」「公正」「自由」「安定」といった概念を数学的に論じる。
ベンサム「最大多数の最大幸福」、ピグー「厚生経済学」、ハルサーニ「公正無私な理想的観察者」定理、セン「リベラル・パラドクス」、ギルボア「意思決定理論」、ロールズ「マックスミン原理」という一時代を画した経済理論を例にして、「よい社会とはどういう社会なのか」といった根源的な問題について経済学者がいかに数理的、論理的に思索してきたかを解説。最先端の確率理論を駆使して「平等」という難題にも挑む。
ちくま新書 777円
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