――これまで前田建設は、映画化された『前田建設 ファンタジー営業部』や研究開発所で外部との提携、インフラ運営事業への取り組みなど、お堅いゼネコン業界の中で、進取の気性に富むと見られてきました。しかし今回、前田道路が反発する中でTOBを強行したのは、従来の取り組みからすると異質に見えます。
前田グループはこれまで緩い関係を維持してきた。しかし、昨今の環境変化にはグループとして対応しなければいけない。TOBは性急と見られがちだが、早くグループとして(企業ごとの)戦略を結びつけて、新しい変化に対応していかなければならない。胸襟を開き、さまざまなところと技術開発や事業を一緒に行い、社会の流れや課題に対応していくことが必要だ。
この記事は有料会員限定です
残り 2382文字
