知らないと損!iPhoneを少しでも安く買う裏技 決済サービスの還元キャンペーンを有効活用

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どうしても予算が足りないというときは、中古に目を向けるのもありだが、赤の他人が使っていたことに抵抗があるという人もいるだろう。中古の場合、状態にもよるが、新品とは違って傷がついているケースもある。機能的には問題がないとしても、なかなか踏ん切りがつかないかもしれない。このようなときに検討したいのが、CPOだ。

3. iPadの場合は「認定整備品」がお得

CPOとは、「Certified Pre-Owned」の略で、日本語にすると認定中古に近い意味合い。アップルは認定整備品と呼んでおり、自身のオンラインストアでもこれを販売している。外装が交換されており、見た目は新品同然で保証もつく。目に見える部分が新品と変わらないため、安ければそちらのほうがいいという人もいるはずだ。

CPOのiPadはアップル自身が販売しているので安心だ(筆者撮影)

ただし、残念ながらアップルはCPOのiPhoneを販売していない。現時点でオンラインのApple Storeで購入できるのは、iPadやiPod touchなどの製品だ。

例えば、11インチのiPad Proは、Wi-Fiモデルの64GB版がCPOで8万3380円。新品の場合、9万8780円のため、1万5000円ほど安く手に入る計算になる。Wi-Fi+セルラー版やストレージの容量も選択でき、今、iPad Proを購入したいなら悪くない選択肢と言えるだろう。ただし、CPOという特性上、整備するための元手がいるため、つねに在庫があるとは限らない。モデルや容量によっては、在庫がない可能性もある。

アップル自身はCPOのiPhoneを取り扱っていないが、一部のMVNOが独自の流通を使って、これを販売しているケースもある。例えば、NTTコミュニケーションズ傘下のNTTレゾナントが運営するgoo Simsellerでは、CPOのiPhone XRやiPhone XSなどを販売。

iPhone XRは、Apple Storeで新品を購入したほうが安いが、すでに同ストアにはないiPhone XSやiPhone 7などまで販売されているのが魅力だ。同様に、MVNOのmineoも、CPOのiPhone XSなどを取り扱っている。最新のiPhoneでなくても安いほうがいいというときなどは、これらの端末を検討してみてもいいだろう。いずれも在庫の確認は必須ではあるが。

石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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