意外と気づかないSNSで心底「嫌がられる」行為 プロフィールにペットの写真もNG
・ウザいチャットをする
チャットを利用する際には、相手の隣に自分が立っているつもりでチャットしよう。お昼はなにを食べようかと相談したり、ちょっとしたゴシップを楽しんだり、イエスかノーで答えられる簡単な質問を投げかけたりするのだ。誰かを質問攻めにしたり、勝手に添付ファイルを送りつけたり、ユーチューブのリンクを貼ったりしてはならない。
チャット(またはテキストメール)はその場かぎりのコミュニケーションのためのもので、いまという一瞬で消えてしまうものだ。その反対に、しっかりと情報を覚えておいてほしいのなら、メールを使うのが妥当だろう。
コミュニケーションのツールにはそれぞれ最適の使い方があるし、向き不向きもある。これに留意し、コミュニケーションをとっている相手に、どんなツールを使うのが好みか、あらかじめ尋ねておくのもいい。
コミュニティーに受け入れられるには
・素の自分を見せない
素の自分をさらすのは安全ではないと、あなたも早い段階で学習したはずだ。教師、親、上司、同級生と一緒にいるとき、どこまで自分自身を見せるかを、誰もが無意識のうちに調整している。素の自分を見せてしまえば、いじめられたり、無視されたり、嫌われたりするのではないかと心配になるものだ(このように怯えるのはごく一部の人に限らないことを示すエビデンスは多々ある――これは事実だ)。
また、規模の大きいコミュニティーの一員であれば、自分の情報を明かせば、他人に利用されるのではないかと心配になるだろう。こうした恐怖はどれも、形こそ違うものの、すべて同じ恐怖だ。ありのままの自分、本物の自分、真の自己をどう表現すればいいかがわからないのだ。
オンラインでコミュニケーションを続けていると、こうした根源的な問題がいっそう露呈する。みんなに受容されたい、どこかに帰属したいと人は願うものだけれど、そのためには本物のあなたを見せなければならない。
私たちは誰もが仕事をするうえで力を貸してくれる人とつながり、コミュニケーションをとり、強い信頼関係を築きたいと願っている。そして、一緒に走ってくれる人がいてほしいと思う。そのためには、ソーシャルメディアを有効に使う知恵は絶対に必要になる。ぜひ覚えておいてほしい。
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