意外と気づかないSNSで心底「嫌がられる」行為 プロフィールにペットの写真もNG

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とはいえ、「現実世界の仕事が忙しくてそんなヒマはないね」「リア充の毎日を送っているからSNSなんて必要ない」といった理由を並べる人だって、いざ求職する段になれば、突如としてSNSの威力に気づく。ところが、これまでSNSになんの投資もしていないのだから、急に利用を始めたところで利益は得られない。

もしあなたが、これまでなにも――仕事、業界の最新情報、育児に関するアドバイス、近所でいちばん美味しいレストランなどに関する――情報を必要としたことがないのなら、SNSなど無視してもらってかまわない。

でも現実には、いつか、なんらかの知識をもつ人の力を借りる必要がある状況に直面するはずだ。だから、いまから参加しておこう。ささやかな規模で、少しの時間を割くだけでかまわない。ただし、始めたら、完全に手を引くのだけはやめておこう。

人と会う前に相手のSNSをチェックしておく

・ストーカーっぽい行動をする

誰かと連絡をとり、相手についてさまざまなことを知っていると明かせば、「うわ、ストーカーかも」と疑われてしまう危険がある。そうならないように、こちらにどんな意図があるのかをあらかじめ明示しておこう。例えば「SNSで拝見したのですが、私は以前、あなたと同じ職場で働いていて、在職時期もかぶっているのですが」と前置きするのだ。

相手の経歴などをあらかじめ調べておくのはかまわない。だが、それを伝えるのであれば、自分と共通点があったことに気づいたなど、理由を初めにきちんと説明しておこう。

・人と会う前に相手のSNSをチェックしない

相手と有意義な関係を築きたいのなら、事前に10分ほどの時間を割き、相手に関して調査をしておこう。このささやかな努力を怠ると、話題がなくなったり、本当は相手に関心がないことが露呈したりする。

例えば私は本書に関してある友人から助言がほしいと思ったとき、事前に彼女のフェイスブックやツイッターをチェックしておいた。すると彼女には最近、私生活で胸躍るような出来事があったことがわかり、会話を始めるいいきっかけとなっただけではなく、私が彼女を尊敬していることを暗に示すこともできた。

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