子どもがメキメキ動き出す「魔法の15の言葉」 否定、命令では子どもは動かない!

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●数字を入れる

数字を入れるとより具体的になります。例えば、「部屋が汚い」と叱るより「ゴミを10個拾おう」と言ったほうが効果があります。

「はやく」とか「急いで」と言いたいときも、「あと5分で出発」「9時27分に出るよ」など、具体的な数字を入れて言ったほうが効果があります。キッチンタイマーを使って、「4分で着替えるよ。スタート」などと言うのもいいでしょう。

「遊んでないで洗濯物を畳むの手伝って」と頼むと嫌がられますが、「洗濯物2つだけ畳んで」と頼むとやってくれる可能性が高まります。「2つだけ」だと簡単そうで、取りかかりのハードルが低いからです。それでやり始めたらエンジンがかかって、どんどんやるということも起こりえます。

ハードルを下げるさまざまな言葉

●「ちょっとだけ」で取りかかりのハードルを下げる

同じように、取りかかりのハードルを下げることでやる気を高められる場面はたくさんあります。宿題に取りかかれない子には、「遊ぶ前にプリント1問だけやっておこう」「夕飯前に、書き取り1字だけ書いておこう」「ちょっとだけやってみよう」「半分だけやっておこう」「1分だけやってみよう」「準備だけしておこう」「プリントに名前だけ書いておこう」なども効果的です。

「遊ぶ前に1問だけ」と言われてやり始めると、意外とそのまま全部やってしまうこともありえます。そうならなくても、1問だけやるときにプリントの全体が目に入るので、「これくらいか。うん、できそうだ」というように見通しがつきます。

見通しがついていると、本格的に取りかかるときの心理的ハードルが下がります。見通しがないときは、どんなものがどれくらいあるかわかりません。時間が経てば経つほど、それがどんどん膨らんで大きくなり、ますます取りかかりにくくなります。

●「手伝うよ。一緒にやろう」で取りかかりのハードルを下げる

宿題の取りかかりのハードルを下げるためには、「手伝ってあげるからやってみよう」「教えてあげるから一緒にやろう」などの言葉も効果的です。このほかにも、「わからないところは飛ばしていいからできるところだけやろう」「できないところはお父さんがやってあげるから」「半分やってあげるから」「消しゴム係やってあげるから」「答えを見てもいいから」なども効果的です。

なお、どうしても宿題がこなしきれないときは、先生と交渉して宿題を減らしてもらってください。

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