理想の「バナナ便」を出すためのセルフケア3つ 多くの人が勘違いしている「便秘」の実際
そもそも便とは、胃で消化された食べ物が小腸で栄養素を吸収されて、最終的に消化されなかった食物残渣(食物繊維)が含まれた液体(腸液)が大腸に流れてくる。そして大腸を通過する中で水分やミネラルが吸収されていき、固まって便となり肛門付近へと送られるのだ。
理想の便の形状
つまりは水分が吸収されずに肛門まで流れれば、それは液体状の水様便として出てくる。また、ゆっくりと腸内を流れて固まっていけばウサギ糞のようなコロコロ便になり、ほどよい速さで腸内を流れていけばバナナのように適度なやわらかさの便ができる。

「ブルリストルスケール」で見る便の形状(図:週刊女性PRIME)
「この大腸の動きの速さを“トランジット”といい、便の形状が水っぽければトランジットが速く、乾燥していればトランジットが遅いと知ることができます。
この速度を7段階に分類したのが『ブリストルスケール』で、目指したいのが4番のバナナ便。トランジットが標準であることを示しているのです」
つまりはバナナ便が排出されれば、大腸がほどよく動いているということ。とはいえ、出るのがコロコロ便ばかり、イコール、悪いわけではない。
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