さて、ここからは恒例の競馬コーナーだ。
10月とは打って変わって11月は週末ごとに好天に恵まれている。やはり「競馬の秋」はかくありたいもの。今週末もお天気は良さそうだ。
ところで、競馬界では面白い現象が起きている。11月24日に控えたジャパンカップには、外国馬が一頭も参加しないのだ。まあ、それだけ日本馬が強くなったからとも言えるし、日本の芝は独特の高速馬場で外国馬はやりにくいのだ、という説もある。
しかしそれとは対照的に、外国人騎手は短期免許で大挙して来日しているのである。さすがは労働開国のニッポン、というか、稼ぎ場として日本はおいしいし、ジョッキーのレベルが相対的に低いと見られているのであろう。
実際、2019年の障害を除くG1レースの勝利騎手をあげると、クリストフ・ルメール5勝、ミルコ・デムーロとダミアン・レーンが2勝、それにクリストフ・スミヨン1勝と外国人が計10勝。日本人騎手は武豊、福永祐一、北村友一が2勝ずつ、浜中俊1勝と計7勝にとどまっている。
しかもこのタイミングで戸崎圭太騎手が落馬負傷、福永祐一騎手が斜行により騎乗停止となり、この週末、11月17日のマイルチャンピオンシップ(京都競馬場・芝1600メートル、第11レース)は有力馬に「乗り代わり」が続出となっている。ああ、なんて予想が難しいことよ。
マイルCSの本命は池添騎手騎乗のインディチャンプ
ということで以下は結論だけ。本命はインディチャンプ(3枠5番、池添謙一騎手)。対抗はダノンキングリー(1枠1番、横山典弘騎手)。そして穴にアルアイン(5枠10番、ライアン・ムーア騎手)とレイエンダ(8枠17番、クリストフ・ルメール騎手)。以上、全部、騎手は乗り代わりである。
主戦の川田将雅騎手がそのまま乗るダノンプレミアム(7枠14番)は、たとえ1番人気でも敢えて軽視することにする。もし来ちゃったら、その際は素直にダノン陣営と川田騎手に脱帽しなければなるまいて。
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