「ハンパな優等生」が職場で嫌われる4大理由 会議では「解説」ばかり…あなたは大丈夫?
「ハンパな優等生」が周りから嫌われる1つ目の理由は、自分にとって「余計なことはしたがらない」ことである。
とにかく「丸ごと」まねようとしてみる
「すごく偉い人は謙虚である」というのは、偉人のエピソードとしてよく聞かれる話だ。
松下幸之助さんが、新入社員の話にもノートとペンを持って耳を傾けていたというのは、有名な話だ。これは会社でも同じである。
謙虚というのは、単に物腰が丁寧だったり、控えめだったりするのをいうわけではない。学ぶことに貪欲だからこそ、「誰からでも」「すきあらば」「機あらば」学び取ろうとする。自分が持っていないもの、苦手なものを持っている人から、学び取ろうとする。その姿勢が「謙虚さ」となる。
今まで出会った「本当に優秀な人」に共通するのは、とにかく丸ごとまねようとすることだった。「学びはまねび」から来ているということを知っていた。
それに対して、「ハンパな優等生」にはそうした謙虚さはなく、ちょっとでも自分より下だと「そいつからは学ぶものはない」と決めてかかっているかのごとく、相手にしない。
そして、自分で決めた「特定のこと」以外は、「余計なこと」として受け付けない。自分より下の意見は聞かない。自分の決めた枠以外には見向きもしない。これでは仲間も仕事もどんどん離れていってしまう。
せっかくの情報も、自分の少ない経験に無理矢理あてはめようとしたり、フィルターをかけたりしたら、自分がわかっていること以上のことはわからない。
いったんは「丸ごと」そのままで受け入れる。批評は、そのあとでも十分間に合うのだ。
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