子どもの「読解力」を一気に上げる親の声かけ 目の前の文章を理解して解かせるには
逆にいうと、理由もないのに怒るのはおかしいわけですね。
そこで、「それは、現実世界も物語の世界も同じなんだよ」と子どもに伝えます。
図解にしてみるとよくわかります。
筆箱をぶつけられたという出来事の結果、先生は怒る。その結果、気持ちが反応(行動・様子・表情・口調)として表れ、髪の毛は逆立ち、テキストを引き裂き、怒鳴り声を上げるのです。
これを逆にたどってみましょう。
なぜ先生は髪の毛を逆立てているの? 怒っているから。では、なぜ怒っているの?
筆箱を投げつけられたから。このように理由があるのがわかります。
こうした「理由と結果の関係」を理解し、発見することによって、気持ちが読みとれるようになるのです。
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