子どもの「読解力」を一気に上げる親の声かけ

目の前の文章を理解して解かせるには

逆にいうと、理由もないのに怒るのはおかしいわけですね。

そこで、「それは、現実世界も物語の世界も同じなんだよ」と子どもに伝えます。

図解にしてみるとよくわかります。

(出典:金子香代子『最速の国語読解力』より)

筆箱をぶつけられたという出来事の結果、先生は怒る。その結果、気持ちが反応(行動・様子・表情・口調)として表れ、髪の毛は逆立ち、テキストを引き裂き、怒鳴り声を上げるのです。

これを逆にたどってみましょう。

なぜ先生は髪の毛を逆立てているの? 怒っているから。では、なぜ怒っているの? 

筆箱を投げつけられたから。このように理由があるのがわかります。

こうした「理由と結果の関係」を理解し、発見することによって、気持ちが読みとれるようになるのです。

次ページ「気持ちの読みとり」の理解度を確かめるには…
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