妻たちが「なぜか夫には明かせない不満」10選 「言ってくれればやる」というスタンスはNG

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【その3】
「独身気分が抜けていない」(兵庫県・36歳)

子どもが生まれてからも、これまでと同じように飲み会に参加する、休日は何も相談なく個人的な約束を入れるなどの声は多いです。とくに子どもが生まれて間もない頃は、やはり男性はあまり実感が湧いていないのでしょうか。「何がそんなに大変なの?」などと言われてキレたという妻の声も聞きます。

もし自分の役割がわからない、何が大変なのかわからない場合は、率直に何をやってほしいのか、妻に聞くのが正解だと思います。その際、産後の女性はホルモンバランスも崩れ、イライラしがちなので、なるべく上から目線ではなく、下手に出て聞くのがベターでしょう。

【その4】
「子どもが生まれてから今まで、夫は1人の部屋で悠々と寝ていること」(宮城県・38歳)

乳児の頃の夜泣きはもちろん、もう少し大きくなってからでも、夜中に起こされることはよくあります。小さい子どもがいるママは、つねに寝不足気味。寝不足になると、余計にイライラしたりするので、たまには代わってあげてください。

ただし、子どものほうが「ママじゃないと嫌だ」というパターンもあります。妻の負担を減らすためには、まずは、パパと一緒に寝る習慣をつけるところから始めてみてはいかがでしょうか?

家事・育児の分担を当たり前とは思わない昭和世代

【その5】
「私が忙しく家事をしていても見て見ぬふり。子どものお世話をいっさいしてくれない」(大阪府・42歳)

そもそも「育児に無関心」(北海道・42歳)だったり、「家事も育児も男がするものではないと思っている」(兵庫県・37歳)というコメントも。

これだけ共働きが増え、イクメンという言葉も浸透し、家事はなるべく分担するという考え方が浸透しているのに不思議なくらいです。

今の30代は家事・育児の分担が当たり前という人が多数派のように思います。しかし、夫の年齢が上がるにしたがって、昭和時代のお父さん的考え方を持つ人も多くなるのかもしれません。

【その6】
「自分の都合で有休を取るのに、子どもの行事ではいっさい休みを取ってくれない」(愛知県・39歳)

サラリーマンであれば1年間に数日〜20数日ほどの有給休暇がありますが、ママたちは子どもの行事や子どもが病気の際に、有休を使う人も少なくないです。それによって有休を使い果たしたという声も。そんなママから見ると、これは許せないことかもしれません。

しかも前述のコメントのように、週末や休みの日の家事育児も妻任せだとしたら、いったい妻はいつ休めばいいのでしょうか? 妻は休まなくても大丈夫とでも思っているのでしょうか。

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