三角形型の建物は凶である
風水には「五行」という概念で見る判断法があります。五行とは、宇宙に存在するあらゆる物質やエネルギーを【木・火・土・金・水】の五種類にカテゴライズし、その関係を判断するものです。
五行の関係性には相生関係、相剋関係があります。
相生関係とは、木が火を生み、火が土を生み、土が金を生み、金が水を生み、水が木を生むという関係です。
要するに、木は燃えて火を生み、火が燃えて灰となり土に還り、土から金属が出てきて、金属の表面から水が生じ、水は気を育てる、という循環する関係です。
また、相剋関係とは、木が土を剋(こく)し、火が金を剋し、土が水を剋し、金が木を剋し、水が火を剋すという関係です。
要するに、木は土中に根を張って土の養分を吸い取り、火は金属を溶かし、土は堤防となって水を堰き止め、金属によって木は切られ、火は水によってけされてしまう、という関係です。
詳細理論は割愛しますが、三角形型に見える塔や建物は、五行の「火」に属する建造物になります。風水では「火」に属する形状を忌み嫌い、火の形状の建物が見えることにより災難が生じる場合があるとします。
例えば、脳や心臓に関する病気、火事や爆発、人間関係に亀裂が入るなど、様々な災難の象意が現れます。
また、上図のように、五行の火は金を攻撃する相剋の関係です。金は八卦の乾、つまり「主人」の意味があるとする場合があることから、社長など組織の長に悪い影響が及ぶ可能性があると見ます。
スカイツリーや東京タワーのような三角形型の建造物が見えることにより、会社全体に災難が引き起こされる可能性があるのです。
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