「肩こり・腰痛」がつらい人に教えたい3つの動き 人気ストレッチトレーナーの極意

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肩を劇的に軽くするストレッチ

1つ目は肩を劇的に軽くするストレッチです。肩甲骨どうしが硬くて詰まった感じがするなら、犯人は「菱形筋(りょうけいきん)」。パソコンで仕事をする人の多くが硬くなっていて、普段はなかなか動かさない分、どんどん弱くなってくることで有名です。そこで、解決策はセルフの「肩甲骨はがし」というわけです。このストレッチすることで、菱形筋が伸び、肩の可動域が広がっていき、さらに血と酸素が巡ることで一気に動かしやすくなりますよ。

やや深い場所にある筋肉なので、中側から動きやすくなる実感が持てるはず。また、頭痛持ちの人で、このストレッチだけで痛みがほぼなくなったという方もいます。

ストレッチのやり方
1.腕を前で交差して両指をからませます。そのままの状態で背中をぐーっと丸めましょう。
2.指先を斜め上に突き出して、背中に突っ張りを感じればOKです。20秒×3セット行いましょう。

 

デスクワークで硬くなった部分をほぐす

腕疲れをスーッと解消するストレッチ

デスクワークをやっている人ならおそらく全員が、硬くなっていることを実感できるストレッチです。というのも、腕を曲げる働きを持つ「上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)」は、デスクワークやスマホでほぼ使いっぱなしになっているんですよね。

ここが硬くなると肩口からヒジ関節までの筋肉が縮まってしまうので、まず姿勢が悪くなり首に負担がかかります。さらにひどくなると、関節の位置が前にズレて巻き肩になる原因に。もっというと、背中に肉がのりやすい体形にもなってきます。ですので、ストレッチ自体はいたってシンプルですが、ここを伸ばすことで先ほど説明したデメリットを予防・改善する効果があります。キツいですが、さっそく伸ばしましょう。

ストレッチのやり方
1.カベの正面に立って、中指を下向きにして手のひらをカベにぴったりつけましょう。
2.体を反転させて、腕は曲げないでください。力こぶが張るようにしてゆっくり伸ばしましょう。左右20秒×3セット行いましょう。
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