仕事時間を減らした人の「振り返り」という習慣

週に1回実践すると変わってくる

では、実際にどのようにリフレクションに取り組めばよいのでしょうか。コーナーストーンオンデマンド社の人材マネジメントのチームでは以下の3つを推奨しています。

・毎週のスケジュールにセルフミーティングの予定を組む

多くの人は時間に追われており、なかなかリフレクションの時間を優先させることはできないものです。ならば、あらかじめスケジュールに組み込んでしまいましょう。気づきの記憶はそんなに長く持ちませんから、週単位で行うことをお勧めします。

たとえば、月曜日に目標を設定し、金曜日に成果を振り返る「セルフミーティング」を行うのです。週ごとに目標の実現に取り組むことで、より大きな目標に向かって少しずつ前進するための素地が作られます。また、定期的なリフレクションの機会を設けることで、必要に応じて軌道修正したり、方向転換したりすることもできます。

忙しい時は通勤時間にやっても

アメリカのコンサルティング会社、マッキンゼーのシニアパートナー、マニッシュ・チョープラー氏は、毎週、リフレクションの時間を設けることによって、本当に自分が手掛けるべきものと、そうでないものとを明確に切り分けることができ、ストレスも軽減すると述べています。リフレクションによって同氏は仕事の時間を減らし、自分の時間の10~20%を自由時間にあてることができたとしています。

忙しいと、就業時間中の金曜日にこうした時間を取ることをもったいないと思うかもしれません。その場合は週末にしても構いません。最初のうちは、ノートに書き留める方法を推奨しますが(その方が、記憶にも定着化するので)、時間を取ることが難しいときは、通勤時間にモバイルで情報をザッピングする代わりにリフレクションするようでも構いません。ただし新しい週が始まる前に行いましょう。気づきを覚えているうちに。

・具体的で現実的な目標を設定してみる

毎週細かな目標を立てる必要はありません。「SMARTゴール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(実現可能)、Relevant(適切に最終目標に沿っている)、Time-bound (期限が定められている)」の頭文字を並べたものがSMARTゴールですが、目標設定の際の参考になります。

たとえば、「人脈を広げる」という目標を設定したとしましょう。ただこれでは漠然としているので、より具体的な目標を立てる。たとえば、「今月、何人に会いたいか」といった具体的に成果を追跡できるものが望ましく、そうすれば、実際に自分がその目標を達成したかどうか、明確に振り返ることができます。

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