テレ朝の女前アナが、老若男女に好かれるワケ ファッション、飲みニケーション、言霊

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好かれたいという気持ちを持ってはダメ

松尾さんのモットーは「平常心」。意外にも、好かれたいという気持ちを消し去っているという。

「アナウンサーは、相手が誰であれ、好かれたいという気持ちを持ってはダメな気がします。

以前、あこがれていた人にインタビューした際、ドキドキ、バクバクして普通の精神状態になれず、こんなこと聞いたら嫌われるかしら……なんて相手の様子をうかがってばかりで何も聞き出せず、さんざんだったことがありました。

その場にいらしたコメンテーターの方にも、はっきり『松尾さん、ヘンだったね』と言われて、私自身、モジモジしている自分が気持ち悪かった!」

自分の失敗談を明るく語りつつ、そこから教訓を得てプロであろうとするところが、また「女前」ではないか。

不特定多数の視聴者から、毎朝、一挙手一投足をさまざまな角度から生放送で見られる松尾さん。意図せずとも、結果的にウケがよかったこと、悪かったことが数多くあるに違いない。そこから「女前」の条件を探ろう。

パンツスタイルが続くと不満の声が

まず、男性からの反応は?

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頭の先からつま先まで見られる女子アナは大変……

「パンツスタイルが続くと、『最近、パンツが多いですね……』とか、髪をアップにしていたら『今日の髪型よかった!』といった感想をいただきます。ふふふ。

アイメークを濃くして目鼻立ちをはっきり見せようとしたときは、男性ウケが悪かったです。『もっとナチュラルメークでいいんだ』と。

男性は、朝の時間に女性らしさや癒やしを必要としているようです。かつ有益な情報のシャワーを、テンポよく心地よく浴びたいというニーズがある。それができた場合にウケがいいですね」

まるで恋人気取りのような意見に、女性読者はイラッとしたのでは? そのイラッが「男前」の元。これは男性の正直な願望なのだ。

職場で男性の支持を集めるために、挑戦してみよう。癒やしと有益な情報をセットでテンポよく! この「女前」の条件は難関だ。何千倍もの競争率を勝ち抜いた女子アナだからできる技ともいえる。しかし、これをクリアすれば、職場の“視聴者”から称賛のシャワーを浴びるに違いない。

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