テレ朝の女前アナが、老若男女に好かれるワケ ファッション、飲みニケーション、言霊

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ただ笑っているだけでもダメ、出しゃばってもダメ

次に、女性からの反応は?

「ただ笑って立っているだけでは評判が悪いですし、女性の立場に立って、強がらず素直になって、見ている方と感情を共有できると、認めてもらえる気がします。

コメンテーターが話している途中なのに、ヘンに相づちを打ってさえぎったとき、『出しゃばりね』というご意見をいただいたことも。女性の方は、和を乱すとウケが悪いようです。

ご好評いただくのは、ファッションですね。通勤スタイルの参考にしている方が多いようです」

ほほ笑んでいるだけでもダメ、出しゃばってもダメ。職場で女性の支持を集めるには、その場にいる人たちとの和を重んじながら、女性の代弁者となることが求められる。

服装においても同様だ。職場の和を乱さずにファッションリーダーになれば、女性たちから一目置かれるだろう。松尾さんが番組で着ている衣装は、25歳から30代の働く女性をターゲットにしたファッション誌『Oggi(オッジ)』とコラボレーションしたもの。こうした雑誌を読むなどしてファッションセンスを磨くことは、「女前」なキャリア女性を目指すうえで、ビジネス書を読む以上に大切だ。

次ページ飲みニケーションは仕事に生きる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事