LED照明の次世代戦争、4000円電球が火ぶた切る、新参シャープに東芝・パナが反撃 

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 成長性を求めれば、これまで手薄だった海外進出も必須だ。三菱電機オスラムは、合弁相手の世界3強、独オスラムからLED電球の供給を受けている。「今回の日本の価格はオスラムの想定よりも厳しかった」(三菱電機オスラム商品企画課)。

今や日本はLEDの先端市場になった。そこで鍛えられれば海外でも戦える。東芝は本体で新照明システム事業統括部を作り、欧州で事業を開始。パナソニックやシャープも海外展開を見据える。成熟していた照明の世界に久々に到来した新時代。勝機をつかむのはどこか。

  

(山田雄大 撮影:尾形文繁、山内信也 =週刊東洋経済)

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