40代でもお腹が凹む!「正しい座り方」3大秘訣 「いすの高さ、姿勢…」、その座り方でOK?
では、どのように座ればいいのか。正しく座れていない人の原因の1つに、「机といすの高さのバランスが合っていない」ということがあります。
頭をまっすぐな姿勢で支えるようにする
例えばパソコンに向かったとき、モニターが目線より下になりすぎていると、キーボードを打つときは背中が丸くなってうつむいた状態になります。
この姿勢だと頭が前に出てしまうので、作業中は首や体に余計な負担がかかってしまいます。
気にならないと思っていても、机といすのバランスが悪いままで座りつづけると、どんどん体に負担がかかってきてしまいます。
「パソコンのモニターのいちばん上のラインが目線と同じくらい」というのがいちばんの理想の高さですので、一度、自分の座った状態とパソコンの位置を確認してみることをおすすめします。
人間の頭は結構重く、成人で約5キロといわれています。これはボウリングの球と同じくらいの重さです。
この重さを、背もたれにもたれかかった姿勢で支えるのとまっすぐな姿勢で支えるのでは、体への影響が大きく違います。
そこで、私がおすすめする「正しい座り方」は、いすの「背もたれ」を使わない座り方です。
背もたれにもたれかかると、頭が前方に出て首と肩にかかる負担は相当なものですが、まっすぐに頭を支える姿勢であれば、肩、背中全体で頭の重みを支えることができるので、無理がありません。
私も診察のときは座りっぱなしになってしまうので、患者さん用のいすと同じ「背もたれのないいす」に座って、背筋をまっすぐに保つよう心がけています。
だから、座って仕事をするなら、いすは背もたれがないものをおすすめします。あるいは背もたれがあったとしても、なるべく寄りかからないよう心がけましょう。
もうひとつ、「座ったままできるゾンビ体操」を組み合わせると、「正しく座った」ときの効果がさらに期待できます。
シャワーを浴びる前の軽い運動として「シャワー派もOK!「お腹が凹む入浴法」3大秘訣」で、私が編み出した「ゾンビ体操」を紹介しましたが、座ったままできる「プチ・バージョン」の「ゾンビ体操」もあります。
「座ったままゾンビ体操」を組み合わせることで、「正しく座った」ときの効果が上がります。職場でも簡単にできますので、ぜひやってみてください。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら