新川優愛の結婚で夢膨らむアラフォー男の現実 「最も美女と結婚できる適齢期」説は本当か

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

総務省統計局の人口推計(2019年7月1日現在の概算値)では、アラフォー男性(35~44歳)が約831万人に対してアラフォー女性(35~44歳)は約809万人、アラサー男性(25~34歳)が約666万人に対してアラサー女性(25~34歳)は約635万人。ちなみに結婚が可能な20歳前後も男性が女性より30万人以上も多く、男女間の結婚ではつねに女性が有利な状況にあるのです。

また、国勢調査(2015年。独身人数は未婚+離別・死別で計算)では、独身アラフォー男性約319万人に対して独身アラフォー女性約255万人、独身アラサー男性約397万人に対して、独身アラサー女性約329万人と、「独身男女における圧倒的な男余り」の状況は明らか。

ただ、「男性のほうが多い」からといって悲観する必要はありません。まずは「アラフォー男性にはアラサー女性と結婚するチャンスこそあるものの、新川さんの婚約者のように、たくさんの独身男性がいる中で、何か1つ違いを見せて『いいな』と思わせなければ難しい」という現実を受け止めること。

そのうえで、新川さんの婚約者が仕事中に繰り返しその違いを見せて、彼女の心をつかんだように、会社内外の仕事現場、趣味のグループ、社会活動の場など、それなりに接触回数のある関係性の中に潜むチャンスを生かしていきたいところです。独身女性から敬遠されない人並みの清潔感と、周囲の人々と協調するようなコミュニケーション力が必要なのは言うまでもないでしょう。

一般男性は女性芸能人と結婚できるか

最後に、「一般人が新川優愛さんのような若くて美しい芸能人と結婚できるか」の可能性について言及しておきましょう。

私はこの14年間、芸能人や芸能事務所、あるいは彼らを起用するテレビ・ウェブ・雑誌の作り手、芸能リポーターなどの記者と付き合いがあり、仕事もしてきました。その経験を踏まえると、過去よりもそのチャンスが増していることは間違いありません。

その理由は、「地位やお金より安定した人生を求める女性芸能人が増えた」「結婚後も芸能界で活躍する女性芸能人が増えて、むしろ家事や子育てに協力的な一般人のほうが好まれる」「一般人と結婚したほうがタレントに最も重要な好感度アップにつながる」「芸能事務所が所属タレントの交際・結婚に対して寛容になった」などと多岐にわたります。

次ページ一般男性と結婚した女性芸能人はほかにも
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事