新川優愛の結婚で夢膨らむアラフォー男の現実 「最も美女と結婚できる適齢期」説は本当か
これらの結婚ラッシュを受けて、ネット上には「男性のアラフォーは結婚適齢期。人生の中で最も美しく若い女性と結婚できる」という説がいくつか見られました。その説は正しいのか? あるいは「こうあってほしい」という希望的観測にすぎないのか?
これまで1万人を超える婚活相談を受けてきたコンサルタントの立場から、いくつかのエピソードを交えつつ、結婚にまつわるアラフォー男性の希望と現実を掘り下げていきます。
アラサー男女の結婚観は水と油
まず「男性のアラフォーは結婚適齢期で、人生の中で最も美しく若い女性と結婚できる」という説について。コンサルタントの目線から言えば、その説はあながち間違いとは言えません。
私はこの13年間、毎年300人以上の独身男女に「結婚願望はある?ない?」「なぜ結婚したい?なぜ結婚したくない?」「相手の何を重視する?」「自分が『これだけは譲れない』ことは?」「相手に対する『これだけはNG』は?」などのアンケートを取り続けてきました。
その中で、「相手の対象年齢は?」という質問に対するアラフォー男性の回答で最も多いのは、「20代から自分の年齢マイナス5歳まで」。自分よりも5歳以上、年下の女性を理想に掲げているのです。
一方、その20代から34歳までの女性に同じ質問をすると、「同年代から40歳くらいまで」という返事が8割強。つまり、結婚相手の年齢としては、ほぼマッチングが成立しているのです。
ただし、20代から34歳の女性たちにした「相手の何を重視する?」という質問の答えで多かったのは、「普通の生活ができる経済力」と「包容力」でした。ある女性のコメントをもとに、もう少し具体的な内容を挙げていきましょう。
今年30歳になる薫さん(仮名、不動産業経理)は、「楽しい話ばかりでなく、結婚に関わる話をちゃんとできる人がいい。どういう夫婦になりたいか? どこに住んでどう暮らすか? 子どもがほしいか?とか。
同年代の男性は自由気ままに過ごしている人が多いし、そういう話をすると『結婚を焦っている』と決めつけられて引かれるので、5歳前後年上のほうがいいですね。40歳くらいまでならいいかなと思っています」と言っていました。
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