「仕事が終わらない人・終わる人」明白な3つの差 無意識の仕事肥満体質になっていませんか?
お客様との打ち合わせの席では、せっかく持っていったのだからと、大量の提案書を広げてプレゼンするために、収拾がつかなくなり、予定していた以上の時間を取られてしまいます。
また、カバンに荷物をパンパンに詰め込む人は、予定もパンパンに詰め込みがちです。
例えば、移動時間をギリギリで考え、1日にアポを5件も6件も入れてしまいます。その結果、商談が延長したり電車が遅延したりするたびに、それ以降の約束すべてに間に合わず、お客様に迷惑をかけてしまうことになるうえに、自身も仕事時間が伸びていくのです。
さらに、自分のキャパシティーを超えた仕事量を引き受けがちです。
「これぐらいならできるだろう」「困っているなら自分が……」と引き受けてしまい、結局、処理できず、残業をせざるをえなくなります。場合によっては、相手に迷惑をかけたり、周りの人間を巻き込んでしまい、そのフォローにも時間を取られます。
一方、仕事が早く終わる人は、小さいサイズのカバンを使っています。
大量の書類は入りませんから、提案書もスマートで少ない枚数に、資料なども的を射た必要最低限のものにする必要があります。
お客様への説明もポイントを突いた簡潔なものとなるため、無駄に長引きません。
無理なタイムスケジュール、行動計画も立てませんし、自分ができる量、範囲と照らし合わせて、無理に仕事を引き受けることもしないため、周りに迷惑をかけることもさほどなく、予定外の時間を使うこともありません。
確実にできることを遂行し、確実に使うものだけに絞る。そのうえで、余裕ができたら、新たな仕事を引き受ける。
しっかりした仕事をするには、それでよいのです。
自分で背負い込むといつまでも仕事は終わらない
今から、富士山に登ることを想像してください。
山に登るときは、自分の足で一歩一歩進む必要があります。
さらに山頂に近づくにつれて気温が下がるので、防寒着も用意しておかなければならないし、水や非常食、何かあったときのための防具などの用意も必要です。
だから山登りをする人は、たっぷり服を着込み、大きなリュックサックに多くの荷物を入れて背負っていきます。
このようにすべて自分で背負い込む仕事の進め方を、「山登り仕事術」と言います。
仕事がいつまでも終わらない人は、山登りをする人と同様に、たくさんのものを背負い込みがちです。
このようにすべて自分で背負い込む仕事の進め方を、「山登り仕事術」と言います。
すべて自分で背負い込まないと安心できず、他人に仕事を任せると時間がかかるしクオリティーも下がるから「自分でやらなければ」と考えます。
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