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「依存を自覚できない人」が何とも危うい理由 スマホへ異常に没頭する人と抜け出す人の差

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  • 大石 雅之 精神科医/大石クリニック医院長
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では、依存から抜け出すためにはどうしたらいいでしょうか。「自分で気づく」というのは、依存症治療の第一歩です。もう少し詳しく言えば「自分で依存していることに気づいてやめよう」と思えることが第一歩です。

依存症というのは「否認」の病気といわれているくらい、自分では「依存している」と気づき認めるのが難しい病気です。無理やり家族にクリニックに連れてこられ「私は依存していない!」と言い張る人も少なくありません。

私はさまざまな依存症の患者を28年にわたって診てきましたが、依存症から回復するまで平均2年かかりますし、2年という歳月だけではなく、お金も周りの人の助けも必要になってきます。

ですので、できるだけ「早く」「自分で」気づくことが大事になってきます。がんも早期発見が大事ですが、それと同じです。依存症になる前の「ちょっとした依存」の状態を「プチ依存」と表現しています。この段階で気づくことができれば比較的簡単に抜け出すことができます。

さて、依存について理解を深めるコナさんですが、先生は彼女に「普段の生活の中で何かやめたほうがいいと思うことはない?」と聞きます。少し考えて「スマホ」と答えました。

待ち時間はずっとスマホ

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