「腸活」に特化したキックボクシングの正体 「暗闇フィットネス」の新たなスタジオとは

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また、魔裟斗氏監修のキックボクシングはカロリー消費が高いだけでなく、シェイプアップの効果も期待できるプログラムとなっているそうだ。

「下半身から体幹の動きで腕に力を伝えてパンチをすることで、背中、二の腕などのシェイプアップになる。キックは腹筋や腹斜筋が鍛えられる。キックボクシングのプログラムで、3カ月で10kgやせる人もいるぐらい効果的なトレーニングだ。非日常的な動きでストレス発散もできる」(魔裟斗氏)

腸内細菌検査アドバイザー付き美腸プログラム

そしてもう1つ、このプログラムにおいて新しいのが腸内細菌へのアプローチである。腸内細菌検査サービスBENTRE(ベントレ)を行う企業、AuBと提携し、銀座店の会員を対象に腸内細菌検査を実施、その検査結果をもとに、管理栄養士や腸内細菌検査アドバイザーなどがアドバイスを行うという。

なお、AuBは元浦和レッドダイヤモンズ所属・サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が代表取締役社長を務める。アスリートのコンディション管理において、腸内細菌検査を活用したノウハウから、2019年3月より一般へのサービス展開をはかるほか、腸内細菌講座などを行う。

取締役の冨士川凛太郎氏は体験会において、次のように説明した。

「当社はスポーツ選手500人の腸を調べてきた。スポーツ選手の腸内細菌は普通と異なっていて、筋肉をつくる菌や免疫力を高める菌が非常に多い。そして、多様性に富んでいるのが特徴。そのほか当社の検査キットでは、ストレス緩和・集中力持続といった心の面や、太りやすさ、美肌などの項目も、腸内細菌から分析することができる」

なお、AuBではバーネススタイルの5人のトレーナーの腸内細菌を検査、平均的な一般人30人と比較したという。筋肉形成菌、免疫力を整えるのに重要な働きをしている菌などは一般人の倍で、アスリートに近いという結果が出た。そのほか、トレーナーが一般人に比べ太りにくく、腸内フローラに多様性があるなどの結果もわかったという。

検査の画期的なポイントが、腸内環境を数値化できるということだ。腸内環境は食生活や運動によって自ら変えることが可能で、とくに筋肉形成菌は適度な運動によって増えることがわかっているという。

以上のように、理論的には非常に効果的に思える美腸のプログラム。さて、実際の体験はどうだろうか。

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