雑談がヘタな人は相づちのコツがわかってない 連休明けのお土産や声の高さにも配慮しよう
大事なのは、その話を受けて「自分はどう感じたのか」を相手に伝える言葉を選ぶということです。私は「さしすせそ」のあいづちといって、次のようなフレーズを紹介しています。
「さ=さすがですね」
「し=知らなかったです」
「す=素敵ですね」
「せ=センスがいいですね」
「そ=それはすごいですね」
もちろんこれにならう必要はありませんが、共通するのは、「相手の話に価値がある」というリアクションを取るということです。
しっかり話を聞いて、言葉や動きに情感を込めよう
もちろんただ言うだけではダメで、何よりも大切なのは、しっかりと話を聞いて、言葉や動きに情感を込めることです。つまり、「ああ、この人はちゃんと話を聞いてくれているな」と相手に感じてもらうことがゴールになります。
雑談というのは、「人」と「人」をつなぐ最初の接点です。このちょっとしたやりとりの中で、お互いの共感が生まれ、理解が深まり、信頼関係の礎となるのです。
社会にはさまざまな肩書きがありますが、それは狭い視野の話であり、結局、最後は人と人。人間同士のつながりの濃さがものを言います。この人なら信頼できそうだなと思われる言動がとれる人を、誰も見捨てません。
仕事はもちろん、友人関係、家族親類の関係もしかりです。薄く浅い、関係をつなげるためではなく、より強く、深く、結びつきを強める。そんなコミュニケーションをとることができれば、人生は間違いなく豊かになっていくはずです。
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