※ミセス・パンプキンへの人生相談および、家族関係や親子問題のお悩み相談は専用メール、専用サイトで受け付けています。質問は400字以内でお願いします。回答は著者の新著『あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉―ビジネスの成功にも共通する 人間関係、深すぎる40の教訓』の相談と内容が被らないものを優先し、本連載で掲載します。
実家の母が2年間の入退院や手術などの闘病の末、これ以上は病院でできることはないと、主治医から退院するよう言われました。母はとても衰弱していて、素人目にも先は長くないようです。
母は、真意は帰りたがっていますが嫁に気兼ねして、「治ってから帰る」と言っています。
本人の希望に寄り添ってあげるべき
私は、本人の希望があれば救命や延命治療を行わず、在宅で緩和ケアを受けながらその時を迎えるほうが、ずっと「人間らしく生きた」最期だと思っています。人生の最期のときなのですから、ご自身が通い住み込んででも、お母様の最期を自宅で過ごさせてあげることに強く賛成です。
実は私も40年前、退院願望の強かった母を病院で見送り、その悔いをいまだに忘れることがありませんので、あなたのお気持ちはよく理解できます。
当時の私は最期の瞬間まで、病院にいるほうが少しでも痛みはやわらぎ、1秒でも寿命は延び、お兄様同様自宅で看取るなど、怖くてできないと思っていました。
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