危ない!! と思いませんか?日本になにかあったらあなた自身、何も残らないじゃないですか。投資理論で唯一まともなものがあるとすると「分散理論」と言われるわけです。俗にいう「一つの籠にすべての卵を入れるな」というやつですね。
例えば中国人の富裕層は複数子供がいると、何とかして別々の国籍を取らせようとします。「自分の国を信じていない」、と言えばそれまでですが、中国4000年の歴史を振り返れば何となく理解できますよね。
日本人は資産を日本に集中しすぎる
それに比べるとみなさん、あまりにも「自己資産」を日本に集中しすぎていませんか? 40歳代くらいの方ですと90%程度は自らの能力で稼ぎ出す人的資本になるので、それは日本に帰属するのはやむを得ないとなると、残り10%くらい…あなたの人的資本を1億円と見るなら1000万円程度はアメリカドルにリスクヘッジとして分散する…というのは決して間違った投資理論ではありません。先ほどご紹介したJ&Jのような優良アメリカ株式に投資をしておくことは大いに価値があるとワタクシは思います。
ただ、このコーナーを輪番で担当している山崎元さんがいつもおっしゃられていますが、手数料が3%のアメリカ株式投信なんて絶対買ってはいけません。山崎さんのご指摘の通り、せいぜい0.5%程度の販売手数料のものが適切だと思いますし、手数料がないインデックスそのもの(S&P500)でもいいくらいです。
だいたい、インデックスを運用で上回ることができるファンド(投信)そのものがほとんどないわけですから、インデックスをやっていればいいということかもしれません。私はJ&Jのコンタクトレンズを毎朝入れるたびに喜びを感ずる、という市井の投資家、ということになりましょうかね(笑)。自分がよくわかるものの会社に株式投資をするのは本当に面白いと思います。これはアルツハイマー対策を含めてお勧めしますね。ソフトバンク……なんて絶対に買ったらだめですよ!!理由はまた改めて(笑)。本編はここで終了です。次ページは競馬好きの筆者が、週末の人気レースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら