漫画!東大生が「英語はモノマネで学ぶ」理由 リスニングは「耳ではなく表情筋」を鍛える

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また、表情を豊かにしてオープンなマインドで英語学習に取り組むというのは、大きな効果があります。

「英語がうまくなりたかったら外国人の彼女か友達を作れ」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょうが、まさにそのとおりで、外国人とガンガン話をしたり、英語をどんどん使うということが、英語学習においては必須です。

日本で暮らしていると、英語を使う機会はあまりありません。そんな中でも、英語を使用し続け、アウトプットしまくる。恥ずかしがらずに、間違っていてもいいから、習ったことを臆せず使うようにする。これが英語習得の最短の方法です。

最大の敵は「恥ずかしいという気持ち」だ!

しかしそのためには、「間違っていたら怖い」「なんだか恥ずかしい」という気持ちを取り払わなければなりません。そのために必要になるのが、「表情豊かに、オープンなマインドになる」ということなんです。恥ずかしいという気持ちや、間違ったら怖いという心で英語と向き合うのではなく、表情豊かに言語学習に取り組んでいく

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そんなマインドこそ、実はすごく重要なものなのです。

ちなみに、東大生に聞いてみたところ、「ああ、自分も似たようなことしていたな」と答える人がけっこう多かったです。

洋画の主人公が英語を使っているシーンをまねた経験がある人や、英語劇をやって表情の演技をしていた人、英語の漫才や外国人Youtuberのモノマネをしたことがある人など、多かれ少なかれ「表情筋を鍛える」という経験をしたことがある人ばかりでした。

「表情を動かすのって、キャラじゃない」「モノマネなんて恥ずかしい!」という方も多いかもしれませんが、これを機に、表情を豊かにして言語学習に取り組んでみてはいかがでしょうか?

(マンガ:©三田紀房/コルク)

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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