北朝鮮の富裕層で増える「どハデ婚」の中身

こっそり見ている韓流ドラマの影響で

北朝鮮でいうところの「ハデ婚」はどんな内容か(写真:北朝鮮ニュース)

古き時代の生ける化石――。北朝鮮は今でも前時代を生きているかのように見えることが少なくない。しかし、このような印象は実態とかなり異なる。最近の北朝鮮は大きく変わった。結婚式も例外ではない。

北朝鮮では、結婚は人生に絶対に必要なものと考えられている。このような古くさい考えはいずれ変化することになるだろうが、国民のほぼ全員が今でも「適齢期になったら誰もが結婚するものだ」と信じ込んでいるのは事実だ。

北朝鮮に広がる韓流ブーム

金正日総書記の治世では、地味な結婚式が理想とされた。しかし、金正恩委員長の経済政策が目に見えて成果を上げるようになった現在は違う。平壌をはじめとする都市部では、派手な結婚式が当たり前になっている。

本記事はNK News(北朝鮮ニュース)の翻訳記事です

官僚や新興富裕層のほか、新しく台頭してきた中間層がぜいたくな式を挙げるようになっているのだ。金持ちが成功をひけらかすために豪華な結婚式を盛大に催すのは、どの国でも同じだろう。

北朝鮮の結婚の儀式は、まず結納から始まる。結納は結婚式の数カ月前に取り交わすのが一般的だ。中には式の1年以上前に結納を行うケースもある。婚約は非常に重みのあることと考えられており、婚約を破棄した場合は大ごととなる。

北朝鮮人は韓国人と違って婚前交渉には寛容ではないが、暗黙の了解として、正式に婚約した後はセックスしてもよい、ということになるのが普通だ。

過去20年間に起きた変化としては、富裕層が韓国の結婚式をまねるようになったことが挙げられる。韓流カルチャーが北朝鮮に広がっていることは、あまり知られていないが、こうした重大ともいえる変化は結婚式にも表れるようになってきている。

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