C Channel森川氏が広告のプロを招いたワケ

渡邉康司氏がCOOに就任

10月1日、C ChannelのCOOに就任した渡邊康司氏(左)と同社の森川亮社長(撮影:尾形文繁)
SNSファン数のべ2600万人超を誇る女性向け動画メディア「C CHANNEL」。10月1日、COO(最高執行責任者)に外資系広告企業での経験が長い渡邉康司氏が就任した。人材育成・発掘のノウハウを同社の組織力強化につなげていくという。これからのC Channelが目指すビジネスについて、森川亮社長と渡邉COOに聞いた。

――どのような経緯で渡邉さんを招聘したのか。

森川:出会いは、渡邉さんが広告代理店グループエム日本法人社長をされていたときにいろんなご助言、サポートを頂きました。一方でC Channelに関していうと、メディアとしてグロース(成長)してきまして、アジア展開を進めているなかで、ビジネスモデルとしては広告事業とEC事業が大きい。

私も以前メディア事業をしていましたが広告業界での経験はありません。会社として既存の事業をゼロから1にするところを、今度は1から10にする人材が必要だと探していたところ、渡邉さんがお辞めになるということでお声がけしました。

渡邉:お話を頂いたときは、前向きの意味での驚きがありました。森川さんとはフィールドは違いますが、同じ目標に向かっていると感じていました。今後、この動画メディアのマーケットは世界的な潮流からみたときにとても面白い。

私はグループエムで2009年7月からCEOを約9年間務めましたが、プレイングマネジャーに戻りたい気持ちもありました。それと森川さん自身がビジネスマンとして非常にマーケットからも評価の高い方ですので、そういう方と一緒に近くで仕事ができるというのは、今までにない刺激だなと思い決めました。

海外拠点の成長とマーケット拡大図る

――​森川社長と渡邉COOの業務分担は?

森川:渡邉さんにはまずは広告事業を皮切りに、既存のメディア事業全般をお任せします。私はEC事業や海外事業、特に海外の各拠点にいる代表の成長や、そこのマーケットの拡大を図るために、今よりも日本を離れて海外を回ることが多くなるでしょう。

4月にジョイントベンチャーで始めたエンターテインメント事業を行うmysta(マイスタ)の社長にも就任しています。ここはまだ成長半ば。マイスタはC Channel、エフエム東京、産経デジタル、集英社、松竹、CJ E&M、ソフトバンク、TBS、ポニーキャニオンといった企業が集まりオーディションを行い、新しいスターを生み出す試みです。今は、どういうスキームがいいかとか、どうすればパートナーとウィンウィンになれるかの仕組みづくりがようやく少し見えてきた段階です。

本当にベンチャーなので、私も芸能事務所に出演交渉の営業に行きますし、掃除から何からやってます。そうしないと回らないので(笑)。

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