C Channel森川氏が広告のプロを招いたワケ

渡邉康司氏がCOOに就任

今海外では、韓国、中国、台湾、タイ、インドネシアに現地法人があります。中国では越境ECやメディア事業をしている企業LUCE Networksをグループ化しました。その会社はEC事業もしていますので、特に中国では今後越境ECを進めていきます。

渡邉:まずは広告事業、メディア事業を強くすることが目の前の私の責務。本業の責任が揺るがない限りにおいて、まずは全体の成長を鑑みながらそのサポートをしていきます。私が管轄する部門での売り上げを倍増させたいというのが私の意気込みです。

渡邉康司(わたなべ こうじ)/1990年立教大学卒業、読売広告社入社。2004年、ZenithOptimedia 入社。中国・北京オフィスグループプランニングディレクターを務める。2006年グループエム・ジャパン(旧名称:マイドシェア・ジャパン) に入社。2009年から2018年5月まで同社代表取締役を務める。2018年10月1日、C Channelに入社、同社COOに就任(撮影:尾形文繁)

森川:意気込みすぎかもしれない(笑)。

渡邉:そんなに非現実的なホラではないかなと思っています。今のサービスの体制、人材がいれば十分達成可能ですし、射程圏内だと思っていますね。

――C Channelでは「クリッパー」と呼ばれる動画インフルエンサーの拡散力が強みだ。この選考基準は?

森川:見た目が美しいとか有名だからというよりは、まずは動画をつくれてしっかりと自分の意見を伝えることができること、そしてより女性がより共感すること、あと専門分野を持っていることです。今は美容部員の和田さん。が注目されています。

たとえばメイクに関しても、メイクできれいになる方法を伝えるほうが説得力があります。「より共感できる」「寄り添える」ということができる専門家を強化しています。

日本人クリッパーはアジアで特別な存在

渡邉:最近面白いなと思ったのが、日本人のクリッパーがアジアでも特別な存在になっていることです。当初は現地の言語で配信しなければいけないと思っていましたが、字幕がついて通訳を入れればそれほど問題ではなくて、日本人がまじめに語っていることに対してすごく評価が高いんです。日本の製品に対して評価できるような日本人のインフルエンサーを増やして育成していきたい。

森川:質の高い日本の化粧品、スキンケア領域に関して詳しくて、活用できるインフルエンサーが今すごく注目を浴びているんですよね。アジアでは日本のコスメが「J Beauty」という言い方をされて、存在感を示しています。

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