ドル円、一時112円を割れ3週間ぶりの安値 米長期金利も低下、ドルの下値はどうなる?

拡大
縮小
 10月11日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の112.10/12円。写真はワシントンで2015年3月撮影(2018年 ロイター/Gary Cameron)

[東京 11日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の112.10/12円。

前日米国の株価が大幅安となった流れを引き継ぎ、日経平均は前営業日比914.94円安の2万2591.10円で前場の取引を終えた。

ドルは仲値にかけて112.32円まで上昇したが、その後、株価が再び下げ幅を拡大すると111.96円まで下落し、9月18日以来約3週間ぶりの安値をつけた。  

この日は、株安でリスク回避の円買いが広がる一方で、米長期金利低下によるドル売りも加わり、ドル売り/円買いが広がった。

ただ、111円台では値ごろ感からの買いも流入したとされ、株安の割には下値は堅かった。

米10年国債利回りは3.1497%付近。一時3.146%まで低下し、前日につけた3.244%から10ベーシスポイント弱低下した。

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT