「真剣交際」に入ると破局する婚活男女の特徴

結婚まで進むことが難しい人のタイプとは?

こうして、交際をすること2カ月で晃と晴海は真剣交際に入った。

しかし、真剣交際に入るや、「ちょっとご相談したいことがあります」と面談希望の連絡が入った。

事務所にやってきた晃が言った。

「真剣交際に入ってみたら、考え方や生活スタイルがあまりにも違うので、結婚に向かえるのかが、疑問になってきました。晴海さんは公務員の仕事をして20年、お給料が安定していて自立をしているから、生活スタイルも出来上がっている。でも、僕には僕の生活してきたスタイルがあるし、何もかもを彼女に合わせたら、窮屈です」

晃は外資系IT企業に勤めていて、仕事がシフト制。ずっと自由な社風の中で、仕事をしてきた。

こんなことがあった。

ある日曜日、昼に待ち合わせをして映画に行った。その日は、映画を見終えたらスーパーで買い出しをして、晴海のひとり暮らしのアパートに行き、パスタとサラダを作って食べることになっていた。

「スーパーに行ったときに、ビールと落花生とポテトチップスをカゴの中に入れたんです。そうしたら、『なんでおつまみを2つ買うの? 夕食もあるんだし、1つにしたら』って、ポテトチップスは棚に戻されてしまいました」

その後、彼女の家に行き、晃はテレビを見ながら、落花生をつまみにビールを飲み出した。すると、夕食の準備にかかろうとしていた晴海に「ご飯の前に間食したら、夕食が食べられなくなるよ」と、少量の落花生を小皿に出され、残りは持っていかれてしまった。

口うるさい母親と一緒にいる気分に

「こんなふうにすごく細かいことを注意してくるんですよ。夕食がボンゴレとサラダで、そのサラダにドバドバとドレッシングをかけたら、『そんなにかけたら、塩分取り過ぎになる』と。言ってることは正論なんです。でも、なんだか口うるさい母親と一緒にいる気持ちになってしまって」

今はお互いの家を行き来するデートをしているようだが、自宅解禁にも晴海のルールがあった。

「真剣交際に入って、僕が『晴海さんの家に行ってみたいな』と言ったら、『男性の家に最初に行くのが筋』と言って、僕が先に呼ぶまでは、彼女の家には入れてくれなかった」

実は晃はバツイチで、現在住んでいる一軒家は前の結婚で購入したものだった。子どもができなかったので、気持ちのすれ違いとともに協議離婚したのだが、別れた妻が持っていかなかった家財道具や調度品などがまだ残っており、“処分しよう”と思いつつも面倒で先延ばしにしていて、家の中も散らかっていた。

「まあ、いい機会だったんで大掃除しましたよ。粗大ゴミを引き取ってくれる業者を頼んで、いらない家具や元妻が残していったものを大量に捨てました」

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