株価が暴落しても冷静にお金を増やす原則

今は上昇でも必ず「その日」はやって来る

リーマンショック級の暴落は定期的に必ず訪れる。その時、慌てないようにするためには?(写真は1987年10月のブラックマンデー:AFP/アフロ)

リーマンショックと呼ばれている2008年の世界的な金融危機からあっという間に10年が経ちました。投資の王道と言われている「長期」×「分散」×「継続」でさえ、当時は役に立たないと感じるほどの大きな下落でした。しかしながら、大暴落は今後もあると思います。それを乗り切らなくては、資産運用においてよい結果を得ることはできません。

今回は「長期」×「分散」×「継続」が実践されていたはずの確定拠出年金(当時はほぼ企業型確定拠出年金加入者)を例に、対策を見ていきたいと思います。

リーマンショックで損を抱えていた人が報われた

当時は100年に一度の大暴落と騒がれました。保有している株式や投資信託がどこで下げ止まるかわからない恐怖が世界中に蔓延していました。それは確定拠出年金の加入者の間でも同じでした。

年金関係の専門誌「年金情報」によると、企業型確定拠出年金の加入者の2人に1人は元本割れで、10%以上元本割れしていた人が2割、ざっと30万人ぐらいはいました。私もその一人で、自分の残高が大きく元本割れしているのを見ては暗い気持ちになったのを記憶しています。

ところが、です。リーマンショックから約4年半後の2013年春に始まったアベノミクスによって2013年の3月末時点では元本割れしている人は5%程度に激減しました。以後、株価は上下を繰り返しながらも順調に推移したことで、2017年9月時点では元本割れしている人はほぼいなくなりました。今や10%以上の利回りで回っている人が10万人を優に超えている状態だそうです。

次ページ好調な株価と無縁の「残念な人」は何がダメなのか
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • インフレが日本を救う
  • 会社を変える人材開発の極意
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
最新! 危うい会社リスト<br>7つの指標で徹底解析

高成長会社と危ない会社は紙一重。業績順調な企業も先行きは安心できません。突然巨額赤字に陥る、そもそも行き詰まっているなど、将来リスクを抱える会社を多様な切り口でリストアップしました。7つの指標であなたにも見分けられます。