個人投資家は「利益確定」をこらえ我慢する時 渦中のTATERU株に参戦!その結果は?

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【9月18日 火曜日】NYダウは、92ドル安の2万6062ドル。TATERUは、80円ストップ高(22.04%、東証1部値上率1位)の443円。日経平均は、325円高の2万3420円と3日大幅続伸し、明確に2万3000円を抜けてきた。

【9月19日 水曜日】日経225先物は、360円高の2万3640円。NYダウは、184ドル高の2万6246ドル。コーヒーの価格が、12年9カ月ぶりに安値をつけているようだ。年初と比べると3割安水準。理由は、ブラジルの豊作とブラジルレアル安。優待目的保有の石光商事(2750)(コーヒー主力の老舗輸入商社)の業績にどう影響があるかウォッチしていきたい。

2018年の基準地価(各都道府県の7月1日の時点での土地価格の調査を基にした土地価格調査)が発表。全国平均が全用途で27年ぶりに下落から上昇に転じたと報道。いよいよデフレが止まったかも。TATERUが、80円連続ストップ高の523円。朝鮮半島の「南北首脳、合意文書に署名」と報道。日経平均は、251円高の2万3672円と4日大幅続伸。

【9月20日 木曜日】日経225先物は、40円高の2万3560円。NYダウは、158ドル高の2万6405ドルと7カ月半ぶり高値。9時1分、日本郵政は、2円高の1345円をつけ、年初来高値更新。

9時14分、トーセイ・リート投資法人(3451)を11万3000円で20口売り、9万540円の利益確定。売った理由は、昨年10月に公募増資をしており、今年もやるのであれば、発表と同時に下がってしまうので、この発表の可能性のある時期の保有を避けた。高配当利回りREITで、約6%、貸株料1%と高く、10月末の分配金は欲しいところだが、公募増資がなければ、また買えばいいし、あれば売った資金で公募増資に申し込みをしようと思う。TATERUは、18円安の505円。日経平均は、2円高の2万3674円と5日続伸。

「利確」したい気持ちをこらえ、利益を伸ばすとき

【9月21日 金曜日】日経225先物は、230円高の2万3690円。NYダウは251ドル高の2万6656ドル。TATERUは、100円ストップ高の605円、TATERUの買うタイミングはほぼばっちりだったが、買った株数がたった1200株(平均買値353.5円)とは少なすぎた。日経平均は、195円高の2万3869円と6日続伸。

【9月22日 土曜日】日経225先物は、30円安の2万3720円。NYダウは86ドル高の2万6743ドル。1ドル112.54円、1ユーロ132.26円。

米中の貿易戦争激化の中、日経平均株価は、9月13日から21日間、6日続伸で2万2604円から2万3869円と値幅1265円、約5.6%と大きく上昇した。なかなか抜けなかった2万3000円の壁を抜けてきた。

ここからの私の投資戦略は、9月配当優待権利(25日)をしっかり取り、上昇トレンドに乗っていく。日経平均でいえば、1月23日につけた年初来高値の2万4129円を目指す展開になるのではないか。上昇ピッチが早いので、多少の押し目はあると思うが、上昇トレンドは継続する可能性が高いと思う。銘柄にもよるが、日経平均が2万3000円をなかなか突破できなかったので、株価がようやく反発し、やれやれと思って売るとさらに上昇して悔しい思いをすることがよくある。ここは、利益確定をしたい気持ちをグッとこらえて利益を伸ばしたい。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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