ヤギ除草を自社で展開する企業もある。大手ゼネコンの鹿島は2010年からヤギ除草を行う。当初は社宅の庭や自社の工事現場を除草していたが、民間企業からの依頼も舞い込むようになった。
現在は長野県の業者から依頼を受けてヤギを「出張」させるなど、ヤギ除草の需要は意外にも根強い。近隣住民へのアンケートでも、鳴き声やふんのにおいについては気にならなかったという。
実際、ヤギ除草にはいくらかかるのか。神奈川県でヤギのレンタルを展開する有限会社アルファグリーンに除草料金の見積もりを協力してもらった。
レンタル料は安いが、「お見舞い費」がネック
さいたま市内でヤギ3頭を用いて除草を行う場合、費用は3ヵ月で48万円、6ヵ月なら72万円だ。期間は面積や草の生育状況、ヤギの品種、食べ残しをどこまで許容するか、などによって割り出されるという。
ヤギ自体のレンタル料は1頭あたり1カ月1万5000円。これに加えてヤギの運搬や除草現場の構築、また体調管理のために定期的にスタッフが巡回に来る必要があるため、人件費や交通費を加えると上記のような数字になる。
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