英語を丸暗記するよりも断然覚えやすいコツ

動詞や前置詞の核心的なイメージをつかもう

すべての意味を覚えるのは相当な難問です(写真:kf4851/iStock)
学生時代に学んだ英語。しかし、仕事などで日常的に英語を使う機会でもない限り、学生時代に覚えた知識なんて、どんどんさびついてしまうのが実情です。
“やり直し英語”などといってみても、丸暗記ですぐ忘れてしまっては堂々巡り。どうしたら英語が身に付くのか。『核心のイメージがわかる!動詞キャラ図鑑』の著者、関正生氏が解説する。

takeは「こだわりの大泥棒」

take」と「get」の意味を全部言えますか?

これらは基本動詞とよばれ、中学校(今なら小学校)で習ったことと思います。世間では、「基本動詞が大事」とか「基本動詞だけで会話をしよう」などとよく言われるため、チャレンジする人もたくさんいますね。

しかしいざ勉強してみると「基本」とは名ばかりで、丸暗記しきれないほどの日本語訳や、前置詞と組み合わさったときにできるたくさんの熟語に嫌気がさしたりして、すっかり苦手意識を持ってしまう人も少なくありません。

こんなに勉強したのに、いったい何がいけなかったのか? この場合に問題なのは、ずばり「丸暗記」です。

たとえば辞書を引いたとき、takeの意味は、「(いくつかの中から)取る」「選ぶ」「持って行く」「時間がかかる」などとなっていますが、これらをただ丸暗記するのでは、すぐに忘れてしまいます。そうではなく、たったひとつ、その動詞の“核心のイメージ”をとらえればいいのです。

takeの場合は「いくつかの中から取る」が、核心のイメージです。そのイメージをキャラにしてみたのが、「こだわりの大泥棒」。いくつもある宝石の中から吟味して持って行くような、そんなキャラをイメージしてみるといいでしょう。

このキャラをイメージしつつ、まずは「(いくつかの中から)取る」の文例を見てみましょう。

I take the bus to work.(私はバス通勤をしている。)

意味としては、「(いくつかある移動手段の中から)バスを取る」→「バスに乗る」となります。

次ページ「選ぶ」の文例は…
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