英語を丸暗記するよりも断然覚えやすいコツ 動詞や前置詞の核心的なイメージをつかもう

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次は「選ぶ」の文例です。

I’ll take this one.(これにします。※お店で買う物を決めたとき)

複数ある選択肢の中から「1つを取り上げる」イメージです。buyでも通じますが、日本で店員さんに向かって「これ買います」と言うより、「じゃ、これにします」と言う方がスマートなのと同じです。

続いて「持って行く」の文例です。

Take an umbrella with you.(傘を持って行きなさい。)

直訳は、「あなたと一緒に(with)、(いくつかある持って行くべきものの中から)傘を取って持って行きなさい」です。with youをつけることで、このtakeは「取る」だけでなく、「取って持って行く」という意味になることが明確になります。

最後は「時間がかかる」の文例です。

It took me ten minutes to solve the problem.(私がその問題を解くのに10分かかった。)

「その問題を解くことは私から10分の時間を取った」→「問題を解くのに10分かかった」と考えればOKです。

getは「何でも手に入れる貪欲な海賊」

同様に、getを見てみると、核心のイメージは「あらゆるものをゲットする」。キャラにすると、「何でも手に入れる貪欲な海賊」です。

意味としては「(意識的に)手に入れる」「(無意識的に)手に入る」「~になる」などがあります。

Do you get it?(わかった?)

文例のitは、「今言ったこと」を表し、「今の説明(it)を(頭の中に)ゲットできた?」→「わかった?」となります。これは、「(意識的に)手に入れる」の文例です。

また、肩の痛みなどのように、無意識的に得るものもgetで表すことができます。

She got sore shoulders from lifting some heavy boxes.(彼女は重い箱を持ち上げて、肩を痛めた。)

My wife got angry when I told her I spent 100,000 yen on a pair of shoes.(私が靴1足に10万円使ったことを話したら、妻は怒った。)

「~になる」の文例で、「怒っている(angry)状態をゲットする」→「怒る」となります。

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