東大生が断言!「読書感想文」の凄すぎる効能

大人こそ!書かないのは「心底もったいない」

「読書感想文は、子どもが宿題で書くもの」という思い込みは、心底もったいないといいます(画像:mits / PIXTA)
「勉強しているはずなのに、成績が上がらない」「どれだけ本を読んでも身につかない」
受験生に限らず、勉強熱心なビジネスパーソンでも、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
「かつての僕は、まさにそうでした」。2浪、偏差値35という崖っぷちから1年で奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏は、自らの経験を振り返って言います。「でも、ちょっとした工夫で、劇的に改善したんです」。
教科書、参考書だけでなく、あらゆる本の読み方を根本から変えた結果たどり着いた「知識を増やすだけでなく『地頭力』も高められる」「速く読めて、内容も忘れず、かつ応用できる」という読書法。それを新刊『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』にまとめた西岡氏に、「読書感想文」の効能と書き方のコツを解説してもらいました。

読書感想文は、面倒だけれど「効果抜群」

みなさんは、夏休みの宿題によくある「読書感想文」は好きでしたか? 僕は嫌いでした

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』は12万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

好きでもない本を、「これを読め!」と言われて読まなければならないのがすごい苦痛で、夏休みの最後になって「やばい、読書感想文の本、読んですらいない!」ということが何度もありました。

だって、「本を読んだ感想を書け」なんて言われても、なんの感想もない場合、書きようがないと思いませんか?

課題になった本を読んでもなんの感慨も湧かないことなんてザラです。むしろ「この本、すごい面白かった!」と心が動かされる本に出会うほうが稀ですよね。

でも、「特に何も思わなかった」なんて感想を書くことなんてできませんから、何も得るものがなくて、何も感情が動かされなくても、「本を読んで、さも何かを得たように」書かなければならない。こんなに苦痛なことはありません。

しかし実は、「読んだ本の感想を言語化してみる」というのは、とても学習効果の高いことなのです。

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