“大きさ”以外にも欠点、逆風の新国立競技場

神宮外苑は風致地区。槇文彦氏が再考を訴える

建築家の槇文彦氏が、2020年東京五輪のメインスタジアムとなる新東京国立競技場建設計画を批判したのは、8月発行の日本建築家協会機関誌。その後、9月に東京が五輪の開催地に決定すると、にわかに槇氏の主張に対する支持の声が広がった。巨大スタジアムが抱える欠点とは、いったいどのようなものなのか。

「30年前の1984年、国立競技場に隣接する東京体育館を設計した。そのとき非常に苦労したのは、その場所が東京の風致地区の第1号だったため。明治神宮がある所は内苑とされ、一方の外苑は市民に開放されたスポーツ公園となっていく。そうした中でも、内苑と外苑は一体として考えられてきた」

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