優秀な学生がパッとしない社会人になる理由 大人になってからも学び続けることが必要だ

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では、なぜそんなことになってしまうのか? その原因は、「学び方」にあるのだと清水氏は指摘する。

多くのビジネスパーソンが学びを失敗しているのは、学生時代や資格試験の、筆記試験を前提にした暗記主体の勉強方法で学んでいるからです。この勉強方法は「チャイルドエデュケーション」と呼ばれるものであり、筆記試験には向いているのですが、知識や情報としてだけでなく、自分の血肉とし、仕事の成果や稼ぎにつなげることには不向きな勉強方法です。
本書でご紹介するのは、「チャイルドエデュケーション」とは一線を画す、ビジネスパーソンがスキルやノウハウを自分の血肉とし、仕事や稼ぎにつなげる学び方、「アダルトラーニング」です。(5ページより)

「アダルトラーニング」と「チャイルドエデュケーション」

学生時代に成績優秀だった人が、入社後はあまり成果を上げられないというのはよくある話だ。では、なぜそういうことになるのだろう? その疑問を解くカギは、「アダルトラーニング」と「チャイルドエデュケーション」にあると清水氏は言う。

両者を比較してみれば、違いがよくわかり、成績優秀な学生が必ずしも優秀なビジネスパーソンになるとは限らないことも理解できるというのだ。そしてそのことは、3つの観点から理解できるそうだ。

まずは「目的・意義」。言うまでもなく学生の本分は「学ぶ」ことだが、ビジネスパーソンにとって、学ぶことは目的ではなく。「稼ぐため」「なりたい自分になるため」の手段。学びによって得た知識やスキルを、仕事や人生に役立てることが目的であり、しかもそれは自分で設定する必要があるわけだ。

次に「管理・時間」。大人になると、すでにいろいろな考え方が出来上がってしまっている。そのため、上司などから「やれ」と言われても、モチベーションは上がりにくい。ましてや、誰かがカリキュラムを組んでくれるわけでもない。つまりアダルトラーニングでは、学習に対しての時間、メンタルの管理をすべて本人が自律的に行う必要があるということである。

そして3つ目は「評価」。学生の頃の学びの評価は試験の結果であることが多いが、ビジネスパーソンにとってのそれは仕事の成果。つまり「適切なタイミングでアウトプットできるか」「バリューにつながるか」ということ。

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