「米軍のシリア早期撤退は現実的ではない」

マティス国防長官「駐留軍が必要だ」

米国のジム・マティス国防長官(写真:REUTERS/Aaron P. Bernstein)

[ワシントン(ロイター)]-ジム・マティス米国防長官は4月26日、イスラム国(ISIS)の復活を阻止するための部隊をシリアに駐留させなければ、米国は恐らく後悔することになるだろうと話した。

これは米軍のシリア撤退が現実的ではないことを示す最新の発言である。

ドナルド・トランプ米大統領は24日、比較的早い段階でシリアから米軍部隊を撤退させたいと語ったが、同時に「しっかりとした、持続する足跡」を残したいとも話し、自らの発言に解釈の余地を与える様子を見せていた。

「抑止力となる組織」とは?

軍事的な意味での足跡とは、一般的には米軍部隊の駐留を意味する。

マティス長官は米軍部隊がどの程度の期間シリアに留まるのか、あるいは将来的な兵力規模に関しての明言を避け、イスラム国と戦うシリア国内組織に対する現在継続中の軍事訓練について強調した。

マティス長官は上院軍事委員会の公聴会において、イスラム国をその頭文字でISISと呼び、「我々は、(復活を)狙うISISに対して抑止力となる組織を立ち上げなければならない」と話した。

米軍部隊ではなく、シリア国内組織に駐留部隊の役割を担わせることにリスクはあるかとの質問に対して、長官は「高い確率で後悔する確信がある」と答えた。

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