「面接がうまくいかない就活生」の5つの特徴 自分目線、早口、話の盛りすぎはマイナス印象

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面接で落ちてしまうなど、うまくいかないのには理由がある(写真:Fast&Slow / PIXTA)

就職活動の進捗状況はいかがだろうか? 大学内の合同説明会も一段落して、精力的に企業の説明会に参加している就活生、夜遅くまでエントリーシートに向き合っている就活生など、進み具合はさまざまかと思う。中には、面接の予定も入ってきたという人もいるだろう。

そこで今回、面接対策のポイントを、就活生がやってしまいがちな例を交えながら、紹介していきたい。

1 面接の意図がわかっていない

面接で志望理由を聞かれて、「自分の夢の実現のため」とか「自分が成長できる場だから」と、答える就活生が少なからずいる。企業は働く人の成長の場であることは確かだが、決して社員の成長のためにだけあるわけではない。大切なのは企業の利益にどれだけ貢献できるかどうか。企業の成長や利益向上のために、どれだけ力を発揮できるかが重要になる。

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それを面接で確認するために、採用担当者はさまざまな質問を投げかけてくる。「あなたが何者か?」「なぜこの業界を志望するのか?」「この業界の中で当社を志望するのはなぜか?」などなど……。これらの質問を通して、この学生が自社の利益に貢献してくれる人材なのか、入社後も成長してくれる存在なのか、職場のメンバーと協力して目標に向かって前向きに取り組めるか、などを確認している。

貢献できる人材か、面接で聞いている

面接ではこれらの質問に的確に答えていくことが求められる。そのためには業界や企業のことや、仕事の内容をしっかり理解したうえで、あなたを採用するのが企業の利益につながると表現することが重要だ。

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