トランプ氏、ティラーソン国務長官を更迭 後任の国務長官にはポンペオCIA長官

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 3月13日、トランプ米大統領はティラーソン国務長官(写真)を更迭し、後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官をあてると発表。バージニア州で2017年10月撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、ティラーソン国務長官を更迭し、後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官を充てると発表した。

トランプ、ティラーソン両氏の間で、北朝鮮やロシア、イラン政策を巡って意見の食い違いが表面化していた。

更迭人事は、ツイッターで明らかにした。CIA長官の後任にはハスペル副長官がつく。

「長い間話し合ってきたことだ

トランプ氏はホワイトハウスで「長い間話し合ってきたことだ」「われわれは実際には非常にうまくやってきたが、複数の案件で意見が異なった」と説明。イラン核合意を見解不一致の一例に挙げた。

一方、ポンペオ氏の思考プロセスは自身と似ているとした。

国務省高官らによると、ティラーソン氏は更迭理由を把握しておらず、職にとどまる意向を示していたという。

ホワイトハウス高官は、トランプ氏が9日、ティラーソン氏に退任を求めたが、アフリカ訪問中に発表しない考えだった。

ティラーソン氏がワシントンに戻ったわずか数時間後に、トランプ氏がツイッターで発表した。

ポンペオ氏は政権内の体制支持者とみられており、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との会談予定や貿易交渉を控え、国務長官に据える意向を示していたという。

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