安倍首相は、なぜメルカリを大絶賛したのか

政府はグローバル展開する企業の活躍を期待

安倍首相が展示ブースにて、メルカリを体感(写真:首相官邸ホームページ)
受賞者のメルカリ山田進太郎会長と記念撮影する安倍首相(写真:首相官邸ホームページ)

2014年には、米国サンフランシスコに拠点を構え、日本ベンチャーの本格的なグローバル展開の先駆者に。日本での滞在経験があり、フェイスブックのバイスプレジデントだったジョン・ラーゲリン氏を執行役員に迎えるなど現地で積極的にプロフェッショナルを採用し、米国流のビジネスを推進。これまで累計3000万ダウンロードを突破しています。英国にも進出し、日米英で合計1億ダウンロードを超えて成長中です。

2月26日に総理官邸で開催された表彰式の冒頭、メルカリの山田進太郎会長から出品プロセスの説明を受けた安倍総理は、スピーチで次のように述べています(首相官邸ホームページ「総理の一日」から抜粋)。

安倍首相「三方よし」と大絶賛

「大賞に選ばれたメルカリの皆さんのフリーマーケット・アプリを体感させていただきました。これまではもう要らないと捨てていた物が、あんなに簡単な操作でお金に変えられる。買う側も、欲しいと思っていた物を安い手段で手に入れることができる。そして、このような循環型の新しい消費スタイルを創り上げることで、メルカリは手数料収入も得る。さらには、国の税収も上がるということでありますから、三方よしということになるのではないかと、こう思っております。単なるコストカットや人まねではなく、これまでにない新しい価値を生み出すことによってビジネスを拡大していく。こうしたやり方が、近江商人の昔から今に至る、我が国伝統のお家芸であり、世界中どこであってもビジネスで成功する王道であると思います」

表彰式の様子は官邸のホームページでご覧いただけます。

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