お受験ママの過干渉は「親のエゴ」丸出しだ 毒親は、なぜわが子の足を引っ張るのか

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私がいちばん強調したかったのは、この期間を思いっきり親子の気分転換期間にするべきだということです。さまざまな体験を楽しむことに重点を置くべきです。気分転換が楽しく充実するほど、新生活も良いスタートが切れるはずです。これが3点目で最も力を込めたい点です。

拙著『一流の育て方』では、成人した子どもからも感謝されている家庭教育について、200以上の実例を挙げて詳細に紹介させていただきました。

子どもの自立心を促し自主性を尊重する教育は、人生の岐路における選択権も含めてあらゆる決定権が子どもにあり、親から尊重されていました。そのような子に育つための知的好奇心を刺激し視野が広まるさまざまな体験をさせてくれた親に、実に多くのお子さんが感謝し責任を感じています。ぜひお受験ママ様も、そのような親御さんたちを参考になさってください。

思いっきり友達と遊ばせよう

受験が終わったこの時期、もし私が同じ立場ならば、すべてを捨てさせ、思いっきり友達と遊ばせます。家族旅行よし映画やビデオ、古典や名作の読書で心を感動でいっぱいにするもよし。親が子離れした生き甲斐や楽しみを持ち、生き生きし充実していることも大切です。いつも輝いている親が目標だったという学生さんも多かったです。“居るだけでプレッシャー”という親になってはいけません。

そのうち子どもさんと夢や可能性を語り合い、いろいろな世界を共に調べ、このような進路にはこのような勉強がいるなどと情報提供の手伝いができればすてきですね。

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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