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大事な話になると逃げの一手。結婚以来、夫との会話が成立せず違和感がありました。その理由が半年前に判明しました。夫には20年前から多額の借金があり、それを隠しての結婚だったのです。独身時代に異常な物欲を満たし続けて作った借金で、一度親に清算してもらったにもかかわらず、カード利用で多重債務に陥っていました。
話の食い違いは、彼が多額の借金を隠したことが原因で、私たちの結婚生活の大半が、そのウソの上に成り立っていたのは大きなショックです。結婚したかったから借金を隠したようですが、おカネがなくても欲しいモノは買っていました。現在、夫は自営業をやっておりますが、業績不振でほぼ無収入。アルバイトを始めましたが、すべて借金返済に充てられています。
そのため、私と子どもは実家で貯金を取り崩して生活しています。夫は「借金返済に必死で、詫びに行くのは嫌」と言っております。「仕事を探すつもり。あいさつに行ける状態ではない」と、借金発覚後は一度も私の実家に来ておりません。
限界を感じ離婚の意思を伝えると、「離婚したくないが、拒否する資格がない」と、応じる姿勢を見せました。私の考え一つで離婚が決まるようです。私は現在無職で離婚するとなれば仕事探しから始めねばなりませんし、発達障害の小さい子どもがいるので、とても苦しい選択です。彼は横暴なわけではありませんし、離婚は焦りすぎでしょうか。
(仮名:黒田)
「結婚したかったから隠した」は、立派な詐欺
焦りすぎではありません。これは即離婚のケースだと思います。彼は横暴ではないとあなたは言いますが、横暴に匹敵する横着者です。うそのつき方とその後の彼の行動を見れば、夫婦を続けるか否かの決定権があなたにあるのは当然です。
問題は、彼の物欲以上に、そんな大うそを隠して結婚“できた”彼の人間性です。うそ発覚後の態度も同じですが誠意の欠片もなく、これは余程のことがないかぎり治る見込みがない、病に近い性格です。
あなたが彼の性格を治す自信があるか、あなたにとっては生涯我慢できる範囲内の不誠実さなのでしたら話は別ですが、そうでないなら錯覚から早く目覚めるべきです。
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