いやはや恐ろしいシナリオです。私も以前、郊外にある大きい病院の研修医とナースの食事会(またの名を合コン)に参加したことがありますが、看護師さんの積極性(がっつき具合ともいいますが)には本当に驚きました。もちろん医師の付き添いのような形で同席したので、当然、私は何ら関係ないですが、もし医師として参加し、看護師さんからの攻撃(?)を受けたらもう大変! 結婚までいってしまうでしょう(意志弱いですね……)。
研修医時代というのは、医師とはいえ社会人としてはまだまだ未熟。先生というのは名ばかりで、若い看護師さんは同僚としての立場になるんですね。また看護師さんは医師のみを結婚相手としては思っていないにせよ、いい人であればパートナーとして考えるのは当然。
若い2人は地方で誰にも邪魔されない環境の中、必然的に愛を育んでいくのです。
研修医時代に出会う(②医師と医師のパターン)
医師と医師というのは、医学生時代からの付き合いでゴールすること以外に、医師になってから出会い、結婚するというパターンももちろんあります。この場合は同じ研修先の同期か指導医がお相手。大学病院など医師数が多く看護師さんからのアタックが目立たないところが多いようです(大きい組織になると医師同士のつながりが強くなり、看護師とも少し壁ができる)。研修医時代は論文やカンファレンスに提出する発表資料を同期で作ったり、注射や検査などを同期でやりあったりします。お互い目指す方向が同じで、大学のとき以上に仕事で共同作業が起きますから、そこであらためてお互いを知り、恋が生まれるようです。
また研修医には基本的に指導医(=オーベンという)が付きます。年齢はさまざまですが、社会に出て1年目、2年目というのは仕事のできる先輩がとても頼もしく見えるものです。4年目、5年目の先輩からすると「ハイ」「ハイ」と気持ちよく言うことを聞いてくれる研修医は非常にありがたく、特に研修医が女性でタイプだったら、そこで恋心を抱くこともしばしばあるそうです。
次の恋の山場は30オーバー
医学部時代、研修医時代を通して、結婚相手に恵まれなかったらどうするか?
もちろん病院内は女の園なので、対象となる女性はたくさんいますが、医師といっても30歳を過ぎると出会いも少なくなってきます。看護師さんとしても、医師が年上となってくると、さすがに気軽に声をかけることができず、いわゆる上司と部下のような関係になってきます。上司としてはいいが、なかなか恋愛対象としては見られないということが起こります。医師の立場としてはプライドもあり、よっぽどほれないかぎり、自分からアプローチをかけるということはしません。そうなると必然的に病院の外でパートナーを見つけようということになります。
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