医師はグローバルエリートになれるか?

医師免許は国境を越える?

前回のコラムでは、「医師の恋愛・結婚」について、“医師が恋愛を始めるときとその結婚のパターン”についてお話しをしました。久しぶりにアクセスランキングでも1位が取れて、ウケ狙いでいって正解だったなと思っております。

さて、今回は、「医師はグローバルエリートになれるか?――医師免許は国境を越える?」という題で、最近、何かと(特にこの東洋経済オンライン上では)話題のグローバルエリート像と医師との関連性に注目して、お話を進めていきたいと思います。

まずはグローバルという言葉の定義について。私がいろいろ調べたところによると、国際化というのは国対国、もしくは国同士といった横への広がりを表す言葉のようですが、グローバルは国同士の関係を超えた世界規模での人や物の移動ということになるようですね。そこでは英語を中心とした語学や、人々の国レベルでの価値観というのはあまり関係なく、ひとつの地球の中でのもっと大きな関係性ということになります。

これをまずは医療産業ということに当てはめてみると、たとえば医療機器の分野では非常にグローバルにその活動がされています。日本が誇る内視鏡は世界シェアの9割を占め、いろいろな国、地域に供給されているし、CTやMRIなどの画像診断機器も日本勢は非常に強い分野です。それ以外の日本が弱い医療機器については、外国のGE社製やシーメンス社製のものが全国の主要病院にで~んと置いてあったりする。いい医療機器があれば国境はまったく関係ありません。 薬についても欧米企業を中心に、それこそグローバルな製薬企業が、日々、世界中の医師との情報交換をしており、開発から販売、流通までその流れは世界規模です。医療産業の分野においては人・物・カネがグローバルに動いているのですね。

では、医療サービスを行う人についてはどうか?

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