医師が警告!「0歳児」の育て方、ここに注意 「抱っこ、授乳…」その認識は正しい?

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最後にもうひとつ、「授乳時には、スマホやテレビではなく赤ちゃんの顔を見る」ことです。

【3】「授乳時」も、赤ちゃんの顔を見ながら

日本小児科医会の報告によると、約7割の母親がスマホやテレビを観ながら授乳をしているそうです。ついついやってしまいがちなのですが、じつはこの状態の授乳では、授乳する母親側に十分なオキシトシンが出ない可能性があるのです。

「信頼のホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「オキシトシン」は赤ちゃんとの関係性を深めるのにとても大切です。そして、関係性が深まり、赤ちゃんを護ろうとする思いが、赤ちゃんの脳の発達にも重要です。

この時期の赤ちゃんは、「新生児模倣」と呼ばれる「親の表情のマネをする」ようになるのですが、この何気ない「親の表情のマネ」も親が赤ちゃんを大切に思い、護ろうとする意欲を高めます。

授乳するときは、赤ちゃんの目を見てやさしく語りかけながら授乳するようにしましょう。どう語りかけたらいいかわからないときは、わらべ歌などで歌いかけることでもいいと思います。

「ちょっとしたこと」で、上手な接し方はできる

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赤ちゃんは誕生の瞬間から、いっせいに多くの刺激を受けはじめます。基盤となる機能は生まれる前から準備されているものもありますが、生まれたあとの周囲の刺激によって、環境に順応しながら成長していきます

30年以上、小児科医として新生児医療にたずさわっていますが、たくさんの赤ちゃんや子どもたちと接して「3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる」ということをとても実感しています。

本記事でも紹介したように、ちょっとした心がけで、0歳児と上手に接することは十分可能です。

ぜひ、「3歳までの子どもと上手に接するコツ」を覚えて、親子が笑顔で幸せに過ごせるようになってほしいと思います。

白川 嘉継 小児科医師、福岡新水巻病院周産期センター長

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しらかわ よしつぐ / Yoshitsugu Shirakawa

1959年、福岡県生まれ。産業医科大学医学部医学科卒業。医学博士(小児科学)。

福岡新水巻病院周産期センター長。小児科医師。みずまき助産院ひだまりの家顧問。日本女性生涯支援協会理事。

産業医科大学新生児集中治療室医長、同大学小児科学講師、福岡看護専門学校水巻校長等を歴任。

専門領域は小児科学、特に新生児学。25年以上にわたり、小児科医師として、新生児、未熟児の医療、発達障害児、情緒障害児の医療に携わる。特に新生児の健診では4万7000人以上に携わり、面接した家族は2万2000家族を超える。

医療関係者のみならず、助産師や保育士、教育関係者からの支持も厚く、幼少期の養育環境と子どもの発達をテーマにした講演会を、全国で数多く行っている。

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