医師が警告!「0歳児」の育て方、ここに注意

「抱っこ、授乳…」その認識は正しい?

赤ちゃんの場合も、「スキンシップ」というのは、人のぬくもりを伝える行動として、とても効果的な行動です。

赤ちゃんにとって「触覚刺激」は大きな効果がある

新生児に触覚刺激を与えると、刺激を受けた脳領域だけでなく周辺の脳領域なども活性化するということが、京都大学・明和政子先生らの研究でも明らかになっています。

さらに、赤ちゃんの体を触るタッチケアによって、「発育がよくなる」「入眠までの時間が短縮する」「赤ちゃんのストレスホルモンが減少する」などの報告もあります。

ラットの実験においては、「穏やかで面倒見がよい親ラット」のもとで育った子ラットは、遺伝子の「メチル基」の多くがとれて遺伝子が活性化され、成長すると自身も穏やかで思いやりのあるラットになりました。

しかし、「養育に消極的な親ラット」のもとで放置されて育った子ラットは、遺伝子にさらに「メチル基」がついて遺伝子が活性化されず、神経質で冷淡なラットになることが知られていました。

つい最近、人間でも同じようなことが証明され、生後5週目のときに「親と接触の多かった子ども」と「少なかった子ども」を、4歳6カ月時に遺伝子のメチル化の状態を調べたところ、同じような差が見られたのです。

赤ちゃんにとっての触覚刺激は、成人と比べられないほど大きな効果があります。赤ちゃんとの「スキンシップ」をできるだけ多くとることは、とても大切です。

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